ヲタク人類学

吉川さんの一言。

>ヲタクって人生で最も楽しいことだけど、人生で最も幸せなことではないような気がしてます・・・。

この葛藤を味わう事こそがヲタククオリティ。
最も幸せでない・・・。うん。これはなんかわかる
まず何が不幸せかと言えば、失うモノが多い。
生きる上で何をするにも犠牲にしなければいけないものは必ずありますが、
ヲタクってのは本当にその犠牲が大きいですね。
貰うモノも「元気」「夢」「感動」やらあるけど、よく考えると失うモノの方が世の中において価値ある事ばっかだったりで激鬱になったりする時がある。


だからこそ、ヲタクをする上で失うモノが極力無いようにはするべきだと俺は思ってます。
例えばそれは人それぞれによるんですが、
彼女を持つ事がその人にとって大した事無いのなら別にそれで良いし、
現場に行くのに大金払うのも、苦じゃ無いのならそれも良いです。
けど、それらを失うのが自分にとって苦しいのならそこは止めるべきだと思います。
彼女が真剣に欲しいと思うのなら、ヲタク辞めれば良いんですよ。
ヲタクだから彼女はできないとかは思ってないけど、少なくともヲタクであると言う事はキツいからね^^;
んでお金がキツいなら、貯金すりゃ良いんですよ。
無理してはいけない。
後になって「ヲタクじゃなければ・・・」と後悔したくは無い。
出来るなら、人生で最も幸せなことではないとは思いたくないじゃないですか^^;


あくまでヲタクと言うのは、「趣味」の範囲で動くことが大切です。
簡単に言うと、適当にヲタクしてるのが一番良いよね。本腰入れるとマジでシンドいわ。
適当にやってれば「楽しい」だけの感情でいけるからさ。
まぁこの考えは俺だけかもしれんけど・・・。
「ヲタクって楽しい」
どうあれこうあれ、俺は常にそう思っていたいねー^^
だから自分を追い込んでまでヲタクをしている人ってのは、少なくとも俺には理解不能かな。
まぁ、人生をかけてヲタクするとか言う熱い目標があるのなら別ですがね^^;


あと、不幸せだと思うようにヲタクである事に萎えてる人ってたくさんいるけど、
そういう人ってズバリ言っちゃうと所謂マジヲタというやつです。
推しメンが大好きで愛している。もうそのメンバーしか見えない。
けど、アイドルなんて所詮偶像。存在しているようで存在していないもの。
どんなに付き合いたい(突き合いたい)と思っても無理。
人間は「好き」の気持ちの先には、
「付き合いたい」「突き合いたい」「彼氏になりたい」「結婚したい」
そういう気持ちが必ず出てきちゃう生き物なんだよね。
でもそこの部分をアイドルに求めてしまうと、幸せでないと思って萎えちゃう。
どんなに追い求めても実際の恋人にはならない。脳内の恋人止まりなのだ。
アイドルに貢ぐより、彼女作ってそっちに貢いだほうが良いのではないか?とかも思う。
その「所詮ヲタクである」と言う儚さと虚しさが「不幸せ」だと思う最大の理由だと思います。


と、ここまで来ると以前話していた、
「アイドルへの恋愛感情の是非」に繋がってしまいます(笑
これまた話すと長くなるので今日は止めておきます・・・^^;


確かにヲタクは不幸せなのかもしれない。宗教で言う盲目信者です。
けど、実際ライブに行ったり、イベントに行くのは楽しい。
無意味な推しジャンプしたりするのも楽しいじゃないですか。
ハローの現場でヲタクと馴れ合いするのも最高に楽しいじゃないですか。
その「楽しい」と言う気持ちを自分の中で尊重しつつ、
不幸せだと思わない程度にヲタクをやっていくのが一番ベストだと思いますよ。
楽しんでヲタクやろうよ(^^)v