真実

今日電車に乗っていた時の事です。
乗車率は高めで、俺と友人Ｔ君はドア付近に立っていました。
そして、俺らの前には浮浪者っぽい人と女子高生が立っていました。
まぁ特に何でもない光景だったのですが、
浮浪者っぽい人をよく見ると、女子高生のスカートに手をつっこんでました・・・。
リアル痴漢キタワァ・・・。
明らかに女子高生が嫌がっています・・・。
周りの人も数人気づいているみたいで、何とも言えない雰囲気に・・・。
見かねた友人Ｔ君がここで行動に。
「おい！止めろよ！」
そう言いながら、浮浪者の腕を掴みました。
浮浪者っぽい人は流石に驚いたような表情を見せ、
丁度電車が駅に止まり、ドアが開いた瞬間走って逃げ出しました・・・。
んで女子高生に「大丈夫？」って聞いたら、
女子高生も無言でその駅で降り、走り去っていきました・・・。

ナニソレ('A`)

これは電車男２の誕生かと思ったのですが、何事も無く終わりましたよ・・・。
いやいや。そんな女子高生からエルメスのカップとかそんなんはどうでも良いんですよ。

そもそも、よく考えたのですよ。
もしかしたらアレは「痴漢プレイ」の一種だったのじゃないかと。
浮浪者っぽい人が女の子にお金を払って、痴漢プレイをしていたんじゃないかと。
そんな可能性も無きにしもあらずで・・・。
俺らは何も悪く思う必要無いんですが、
それだったら悪い事をしたなあとか・・・。
まぁそんなのありえないんですけど、何だよこの変な気分・・・。
あの時、俺らも降りて２人を追っかけるべきだったんだろうか・・・。
それとも、何も見なかった事にしてスルーしておけば良かったんだろうか・・・。

何かよくわからんのですが、本物の痴漢であって欲しいなとか・・・。
俺らは悪くない悪くない・・・。女子高生を痴漢の手から助けたのです・・・。
きっと心の中で感謝されているに違いない・・・。
「ああ、前金で助かったわ」とか女子高生に思われていない事を祈ります・・・。